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寄稿者:実崎 孝永
『さんとめ』ってなんだろう?
と思う人多いと思いますが、漢字で書くと『三富』になります。(読み方も”さんとめ”だったり”さんとみ”と場所によって呼び方が変わるようです)
埼玉県西部にある川越市、所沢市、狭山市、ふじみ野市、三芳町の5市町にまたがる地域で、航空写真で上からみるとかわった敷地できれいに森と畑とが一列に並んでます。
で、その地域の中心となるのが『さんとめ新田』と呼ばれる開拓地なのです。
(この写真は学校の屋上から撮影してます。手前が畑で奥が雑木林になってます)
実は江戸時代の開拓地割りがそのまま残っていて今でも300年前からの循環型農法が、継承されいる珍しい場所なのです。
間口72メートル、奥行き675メートル。屋敷、畑、雑木林の順に細長く区画された農村集落。
東京からも近い場所にこんなに緑豊かな歴史ある場所があるんです!
僕は埼玉産まれ埼玉育ちなのですが、そんな貴重な場所があるなんて全く知らなく、その緑豊かな雑木林や歴史ある地割りなど残そうとしている人にたまたま出会って、今いろいろ勉強させてもらってます。
冬には落ち葉を集めて伝統ある落ち葉堆肥など作っていてボランティアのひとたちの力で落ち葉履きもイベントになっているようです。
落ち葉を掃き終わったら、焼き芋などもやる時もあるので、子供達と参加したら楽しそうなイベントです!
雑木林も人の手で管理することによって、雑木林がキレイに維持している事も知りました。
(さんとめもそうですが、その他埼玉には雑木林を残そうとしている人たちがいたりします)
僕はその出会った人たちと、さんとめの間伐材で積み木を作る事になったり、そしてさんとめのパンフレットも作る事になって自分の描く『絵』で、誰かのためにできる事があるんだなと思うことが最近多いです。
もちろんスギダラ埼玉の活動も『絵』で参加してます!